イズミのブログ

お金とか、なんだかんだ。

ドアから出ない自由

どうもイズミです。

昨日の台風は大変でしたね。

瞬間風速が観測史上最大という地域も多かったようです。

こういう時、自宅が職場から徒歩3分の場所にあってよかったと思います。

もちろんセミリタイヤ達成済みの諸先輩方と比べれば、

家を出るだけでもダメなわけですが。

 

はやく100%家から出なくてもいい生活を手にしたいです。

 

島田荘司氏の小説の中に、

興味があるときだけ、このドアを開けて出ていく自由を手に入れた

というような趣旨の発言をする人物がいます。

憧れの自由人。

 

誰かに出て来いなんて命令はされたくないです。

徴兵とかね。

無知な多数は、少数の悪意に従う。

ミツバチがどうやって目的地にたどり着けるのかという研究と、

そのシミュレーションを行ってみると、

群れの中に少数の「目的地を知っている個体」が混じり、

その他の個体が特に別の目的を持たないばあいは、

目的地へ導くことができるそうだ。

 

 

恐ろしい話だよね。

 

 

何も考えてない人間は、少数の目的を持った人間に影響される。

その目的が正しい保証はないのに。

 

 

対策は、いつも自分で考えることだと思います。

 

 

 

無リスク資産などない。

無リスク資産という言葉を聞くことがありますが、

そんなものはありません。

もちろん預金や現金も無リスク資産ではありません。

 

たとえば預金や現金はインフレによって価値を下げ続けます。

そういう意味では損失確定資産とまで言い切ることができます。

 

お金は、交換のためのツールですから、

「何と交換できるのか」 がお金の価値です。

 

つまり物価によって、

お金の価値は相対的に上がったり下がったりするのです。

 

 日本ではインフレしていないという意見を聞きますが、

実際に物価は上がり続けています。

市場で上がらない場合は、政府が消費税を増税してまで

お金の価値を下げています。

 

モノの値段が税込みで

100円→103円→105円→108円→110円

と変わっていくのですから、

1円当たりの価値は

1.00円→0.97円→0.95円→0.92円→0.90円

と下がっているというわけです。

 

日本政府や日銀は失敗していますが、

さらに一般的な意味でのインフレが起きたときは、

年間2%のインフレを目標としているのですから、

モノの値段は

100円→102円→104.04円→106.12円→108.24円→110.40円

と変わっていき、

預金や現金の価値は5年もすると10%以上の

下落をすることがわかります。

 

ですから一般に無リスクといわれる預貯金や現金は、

実はむしろリスクの高い資産だと認識を改めた方が良いでしょう。

メシとマイホーム

仏教に大切な教えが二つある。

 

1)肉や高い食材を食べるな。
ただしもらったものに肉が入っていても、文句を言わずにいただいてよい。

 

2)家を買うな。

 

まあこの二つを守って暮らしていれば、そのうちお金に困ることもなくなるってわけだ何と素晴らしい教えだろうか。

野菜不足

パッケージサラダを販売する

(株)サラダクラブは「サラダ白書2017」で、

アンケート回答者の7割が野菜不足と答えたとしている。

 

野菜不足と7割が回答 「サラダ白書2017」調査結果|ニュース|食品流通|JAcom 農業協同組合新聞

 

そして、ネオマーケティングによれば、

「野菜摂取できていると思っている人」84.2%のうち、

「1日の野菜摂取目標350g以上に達しない人」が86.0%で、

多くの人が野菜を食べている“つもり”だったとのこと。

 

野菜不足に関する調査|株式会社ネオマーケティングのプレスリリース

 

まあそもそも不足していると答えた人の

割合が違いすぎるのも気になるが、

母集団が違えばそういうことも起こるだろう。

 

問題は、この結果から考えると

野菜不足自覚ある人:野菜不足自覚ない人:野菜足りている人

の割合は、

70:26:4

であって実に4%しか野菜が足りていないということになる。

 

こうなると、野菜が足りている4%は、

国内トップクラスの健康人間であろうと期待してしまうが、

追跡調査はない。

 

 

96%の人にとって、

不足していても長寿国になれてしまう事実。

野菜って、ほんとうに食べる必要あるのだろうか?

公正な差別

日本語で、

差別と区別ってのがあり、わかりにくい。

 

英語でも

discrimination と distinction という言葉があって

わかりにくい。

 

しかし英語では

差別を表す discrimination にも、

fair discrimination と unfair discrimination という

2種類があるらしい。

 

 

公正な差別と、不公正な差別ということだ。

 

 

例えば、とある医療保険があって、

現在健康な人だけしか入れない場合、公正とされる。

しかし、人種や宗教によって入れないなら不公正。

線引きは、差別を受ける側の多数が

納得できるかどうかだろう。

 

 

日本では、もっとわかりにくい気がするので、

「公正な差別」と「不公正な差別」という表現は

取り入れた方が良い気がする。

 

鶴太郎のジレンマ

片岡鶴太郎氏(63歳)が、

125歳まで生きるために

毎日7時間のヨガをしているらしい。

 

厚生労働省が2017年3月1日に公表した

第22回生命表によると、

日本人の平均寿命は男性80.75歳

 

あくまで平均だが、

鶴太郎氏のヨガ計画によれば

44年ほど寿命が延びるらしい。

 

ふつう人間一日に自由になる時間は

24時間から睡眠に8時間、

食事や風呂などに1時間も引けば

24-9=15時間

 

まして今どきは

70歳を超えても仕事している人も多いのだから、

仕事に6時間を使うとすると

1日は9時間しかない。

 

80歳(平均寿命)-63歳(現在の年齢)=17年(平均余命)

17年×365日×9時間=55845時間(残り自由時間)

これが平均寿命まで生きた場合の残り時間である。

 

次に、そのうち7時間をヨガに充てる場合、

平均寿命で亡くなった場合には

17年×365日×2時間=12410時間(残り自由時間)

となり、

計画通り寿命が44年延びた場合でも、

(44+17=)61年×365日×2時間=44530時間(残り自由時間)

となる。

 

つまり、人生に残された自由時間が

22~79%に減少してしまうわけだ。

 

もちろんうまくいけば、

単純に未来が見られるのだから、

コールドスリープをするような感覚で

より未来の世界を見ることができる魅力は

あるのかもしれない。

 

 

しかし、残された自由時間の21~78%を

失ってまで手に入れるべき価値があるのだろうか。

 

 

 

僕ならヨガをせずに今日を暮らすけどね。

健康法に時間を割きすぎている人には、

ちょっと知っておいてほしい考え方です。