投資と投機の違い。
資本主義なんて言いますが、意味わかってないですよね。
そもそも「資本」は元手などの意味だとは
解っていそうですが、日本で広く使われるようになったのは、
明治時代に英語「capital」の訳語で採用されてから。
このなかの「cap」は「頭・先端・最重要」などの事を指します。
捕まえるキャプチャーは、
頭(羊の角)を捕まえるなどの意味で、
首都のキャピタルは、
最重要な「頭の都市」ですね。
頭からかぶるカッパも
頭からかぶる雨具「capa」から。
つまり資本とは物事のなかでも最重要なものや部分を指しています。
事業の資本金とは、その事業の元手を指しています。
さて本題です。
投資と投機の違いですが、
投資とは、自分の持つ元手を資本として投じる(出資する)ことで、
それによって事業を行って事業から利益を得るための行為です。
投機は、機会に乗じて元手を投じて、安く買って高く売ろうという行為です。
事業の本質に投じるか、一瞬の機会に投じるか。
株を買うといっても
そこには投資と投機があることを憶えておいてください。