イズミのブログ

お金とか、なんだかんだ。

タンス預金がインフレに勝てない理由

どうもイズミです。

 

世界は人類が滅びるまで経済成長し続けて、

インフレもし続けるでしょう。

 

お金は価値を数値化したものです。

世界の市場に、

魚が1匹、

リンゴが3個しかなかったとします。

 

魚1匹はリンゴ3個と交換できているとして、

魚は3円、リンゴは1円とします。

 

お金自体には価値がないので、

これ以上作っても仕方ないですから、

この世界にお金が増えることはないのです。

 

ところが、現実には、

魚をもう1匹釣ることも、

リンゴを10個作ることもできるでしょう。

 

それが人類の発展、経済発展、進歩です。

 

さて世界は

魚が2匹、リンゴが13個になりました。

しかし世界にはお金は6円しかありません。

魚は1匹3円でしたが、2匹になりました。

1匹あたり1.5円ですね。

 

リンゴは3個で3円でしたが、

いまでは13個になりました。

1個当たり0.23円です。

 

これ困りますよね。

そんな細かいお金作ってないんだもん。

お金は腐らないから物々交換より便利なはず。

でも、物が増えるとお金が足りなくなる。

 

ここで、お金をもっと増やせばいい!

ということになります。

 

ではお金を100倍にしたらどうなりますか?

 

リンゴは1個23円。

魚は1匹150円。

 

ああ、なんだか取引が簡単になりましたね。

 

 

 

 

こうやってお金は、増え続けます。

人類の成長が止まるまで。

 

だから額面は減り続けます。

タンス預金がインフレに勝てない理由はここです。